男性下着.bizです。
海外の記事で、
アメリカとヨーロッパにおける男性下着の違い
という面白い考察がありましたので、その内容と私なりの考察も交えて
ご紹介させて頂きます。
まず、アメリカとヨーロッパの代表的な男性下着ブランドを思い浮かべてみると、、、
アメリカの男性下着ブランドと言えば、
Calvin Klein(カルバンクライン)
が定番中の定番でかなり有名です。
その他にも、
ANDREW CHRISTIAN(アンドリュークリスチャン)や2(x)ist(2イグジスト)
なんかも有名ですが、これ以外のブランドでも有名なものは数多く存在します。
一方、ヨーロッパだと、
フランスのHOM(オム)、イタリアのDIESEL(ディーゼル)、フランスのWAXX(ワックス)
あたりは有名なブランドですね。
実際に海外の現地に足を運んで気づくことは、
男性下着に対する「考え方」と「市場への売り出し方」
の違いです。
アメリカの男性下着は、
実用的なのですが、率直に言うと、平凡でつまらないもの
になっています。
アメリカの男性は、性器を隠すのに対して、
ヨーロッパの男性は、誇らしげに性器を強調しています。
アメリカでは、
ウォルマート(アメリカの大型スーパー)
ターゲット(アメリカの大型スーパー)
ノードストローム(アメリカの大型チェーンデパート)
のような場所で、容易に男性下着を入手することが可能ですが、
男性の股間の膨らみを隠すために、とても厚手の生地で作られています。
このような下着の製造では、
商品自体を押しつぶしてしまうようなポーチを付けて補強されていて
平均的な男性にとっては不快な穿き心地となってしまっています。
それに対してヨーロッパの男性下着は、
男性の体型にフィットするように成形され、より柔らかく、よい軽量な生地を使っているため、
男性の体のデリケートな部分にとても良い感触が得られるようになっています。
男性下着に対する扱いの違いについては、それだけでは終わりません。
アメリカの男性下着は、
通常、店の奥への追いやられ、そのほとんどが箱に入っているため、
実際に手に取って見たり、生地やデザインを感じたりすることができません。
一方、ヨーロッパ(特に、フランス、オランダ、ドイツ)では、
多くのショップが男性下着の専門店として存在しています。
これらのショップは、とても良く店舗設計されていて、
視覚的に魅力的なものである傾向があります。
そこのショップには、少なくても一人または二人の男性モデルがいて、
常連客が商品のフィット感を確認できるように、
商品の男性下着を着用してくれます。
このようなショップは、大都市の主要エリアで見つけることができます。
アメリカでは、もし男性が自分の下着に興味があるという場合、
そのような男性は男らしくない
という風に考えられてしまうことが多いのです。
アメリカ以外の国、とりわけヨーロッパでは、そのようなことは全くありません。
ヨーロッパの大部分の男性は、
下着に誇りを持っていて、見栄えを良くするために、時間とお金をかけるのです。
このようなヨーロッパのビジネスモデルに従って男性下着を販売しているショップが、
アメリカにも一握り存在します。
ポートランド、シアトル、そしてニューヨークに、そのようなショップがいくつかあります。
ただ、そのようなショップは多くが、財政的に苦労しています。
それは、
魅力的な男性下着を購入する男性は、何となく間違っている
というイデオロギーと戦っているためです。
アメリカの男性の大半(さらにそのガールフレンドと妻)が、
歴史的に清教徒的な領域の中から抜け出せないでいると思います。
つまり、
男性下着は、わいせつな性であり、不純な考えであり、さらに場合によっては違法な考え
であるという領域です。
このようなことが、いつでもすぐに変わるとは思えません。
なるほど、日本にいると理解できませんが、アメリカとヨーロッパでは、
男性下着に対する考え方が随分と違うものですね。
日本は基本的に無宗教の国ですから、
アメリカのように宗教的な理由から男性下着に嫌悪感を示す人は少ないかもしれないですね。
他国で流行すれば、それが良いと考え、受け入れる器用さと寛容さが
日本人にはあるように思います。
一方で、自己主張がなく、個性がないと言えばそうなのだと思います。
でも私はそういう日本人、嫌いじゃないです。
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